新型コロナウイルス感染症は我々が暮らす福岡にもやってきました。
確実にすぐそばまでやってきています。
東京オリンピックは1年の延期が決まり、東京はロックダウン寸前。
福岡でもついに28日夜に小川県知事より29日までの不要不急の外出を自粛するように呼びかけがあり
本日31日には、福岡市の高島市長は市民に対して関東、関西、海外への不要不急の移動を自粛するよう要請し、市職員にも国内、海外への出張を取りやめるように指示がでました。
我々はこの先の見えない局面をどうやって乗り越えていくのか。
我々サイクリストとして何をすべきなのか。人としてあるべき態度、とるべき行動とは。
そこで本日正屋のスタッフ全員でこのことについて意見を交わす時間を作りました。
うつらない為にではなく、誰にもうつさない為にどう行動するのか。
COVID-19にうつらない為に何をすべきか。ではなく誰にも移さない為にどう行動するのか。
もちろん私たちは今COVID-19に感染しているわけではありませんが、もしかしたらすでに感染していて潜伏期間、無症状なだけなのかもしれません。
普段自転車に乗って免疫力を上げているので絶対大丈夫!!なんて言い切ることはできません。
もしかしたら、を考えてうつさない為にどう行動するのか、というスタンスで考えていくことにしました。
だからといってみんな2週間自宅待機!なんてわけには行かないので、うつらないというよりうつさないという気持ちで以下のように対応することにしました。
3月31日時点でのCOVID-19 に対する正屋のアプローチ
1・4月1日より当分の間、正屋のライドイベントはすべて中止といたします。(サンデーモーニングライド、ワークショップ含むすべて)
2・スタッフは常に手洗いとうがいを徹底し、仕事中はマスクの着用をさせていただきます。
3・換気の為、定期的に入り口を開放、もしくは排煙口を開けさせていただきます。店内が少し寒くなるかもしれませんがご了承下さい。
4・店頭入り口に消毒液を用意いたしますので、ご入店の際は必ず手指消毒のご協力をお願い致します。
5・ご注文いただいている自転車、修理に迅速に対応させていただくため、私たちを求めてご来店いただける皆様の為にも通常営業を続けさせていただきます。
今後局面が変われば、柔軟に対応していく予定ですのでどうぞよろしくお願いいたします。
みんなで楽しく一緒に走れる日まで
できるだけ近い将来、今までのようにみんなで楽しく、ストレスなくサイクリングを楽しめる時が来ることを願うばかりです。
今はグループライドを控え、カラダを酷使して免疫力を下げることなくぐっと我慢してフィットネスレベルの運動におさえ、落車などのリスクをできるだけさけ怪我をすることのないように心がけましょうね。
以下LOVE CYCLISTさんのサイトにとてもわかりやすく解説してありましたのでここに引用させていただきます。
LOVE CYCLIST Tatsさんご快諾いただきありがとうございました。
詳しくは、文末のリンクから出典先の情報をご確認ください。
WHOが推奨する行動
World Health Organisation (WHO)が2020年3月20日に以下9つのアドバイスを発表しました。
1・免疫力を高めるために健康的な食生活を送る
2・アルコール類と糖分の多い飲み物を控える
3・喫煙しない。COVID-19の症状を悪化させるリスクを高める
4・大人は1日30分以上、子供は1日1時間以上運動する
5・外出が許可されている場合は、他人と安全な距離を保ちながら、散歩・ランニング・サイクリングをする
6・家から出られない場合は、ダンス・ヨガ・階段昇降などをする
7・在宅勤務時は、同じ姿勢で長時間座らない
8・30分ごとに3分の休憩を取る
9・音楽を聴く、本を読む、ゲームをするなどして緊張を解放する
サイクリストとして望ましい行動
ソロで走る
COVID-19は感染者の飛沫が何らかの経緯で顔に触れたときに感染すると説明されており、ひとりで走っている限りそのリスクは少なく、予防面でも健康面でも現状はソロライドが最適な選択肢となっています。ただし、「不要不急な外出」を制限されている場合、また自身や家族に疑わしい症状が出ている場合を除きます。
適度な負荷で走る
60〜90分程度のサイクリングは免疫システムを活性化させます。自粛期間にパフォーマンスを上げることは難しいかもしれませんが、短時間×適度な負荷でベースを維持することは可能です。
室内で走る
外出を制限されている世情はインドアトレーニング業界にとっては好機でもあります。Zwiftを使ったバーチャルなグループライドであれば、たとえ実際に会えなくても仲間とつながることができます。
走ることを楽しむ
サイクリングは公道を使ったスポーツなので、今サイクリストは平常時以上に社会との関係性を考えながらライドスタイルを選択する必要があります。
とはいえ、まだイタリアやスペインと違って外出制限が限定的な現状は、特定条件下でソロライドを楽しむことができます。
ストレスを発散し、結果として体の免疫を高めるような社会的な行動ができるのは、サイクリストに今与えられている特権です。
身勝手に誇大解釈してサイクリストとして恥ずかしい行動をとる事がない様に気をつけましょうね。