【MAVIC】キシリウムプロUST試しました【チューブレス】

今更と突っ込まれそうですが、2日に渡ってマビックのキシリウムプロUSTを試乗してみました。

1日目は平坦で

ある程度距離を乗らなければ良さも引き出せまいと本州へ向かいます。
小倉から門司港にかけての国道199号線は適度に道が荒れており優れたショック吸収性を実感。


関門橋をバックにお決まりのショット。


関門海峡をくぐって下関に上陸。目的地の咖喱家ゆるりさんに到着。


エビ入りトムヤムクンカレーをいただきました。
酸味と辛味が絡みあった不思議な味わい。


これまたお約束のショットですね。


自転車で本州に渡る際に関門トンネル人道を通るのですが、
このトンネルの往復1.5km程は自転車を押して歩かなければなりません。
そこで活躍するのが「SLではないSPD」のシューズやペダルです。
ちょっとマニアックに懐かしのロード用のSPDペダルを引っ張り出しました。
昔のDURA-ACE、PD-7410。汚れたままなのはご愛嬌ということで。

2日目は峠へ

つづきまして猫峠で登りや下りでのテスト。
登りでは軽さとアルミスポークならではの剛性の高さが効いてきます。


下りではタイヤの路面追従性とショック吸収性がいい仕事をします。
加えて前輪はハブのギリギリ外側でスポークを支える構造になっているため、
横方向の強度が高く切れのある操舵感でコーナーリングを楽しめます。


飯塚に下りてきてBAUMさんへ。


シーフードのスープカレーをいただきました。
前日とテスト条件を揃えるため、エビやレモンが入ったカレーは欠かせません(笑)

総評

アルミリムのキシリウムの中ではレース色の強いモデルですが
タイヤのショック吸収性が高く、上りも下りも気持ちよく走れるため、
ツーリングやブルベでの使用でも性能を発揮してくれます。
シーラントが機能していれば画鋲が刺さったくらいのパンクは自動で塞いでくれます。

反面、タイヤはレース向けでグリップはいいので擦り減りは早いであろうことは予想されます。
更にシーラントは時間の経過とともに乾いていき、1年もするとカピカピになってしますので
走る距離にもよりますが半年程でタイヤを前後ローテーションさせてシーラントも入れ替えると良さそうです。

空気圧は前後とも5気圧でテスト開始、やや後ろが弱めに感じたため後輪は5.5気圧に変更。
(テスト時の体重は68kgくらい、ドマーネSLRに取り付けて使用)

敷田 修一 この記事を書いた人
敷田 修一