なぜチェーンオイルが必要?
自転車を購入して最初に出来るセルフメンテナンスと言ったら「チェーンオイルの注油」です。
注油する目的はチェーンを滑らかに回すためだけでなく、サビを防止するという役割があります。
チェーンやスプロケットが錆びてしまうと変速性能が落ちたり、ペダリングも重たく感じます。
チェーンオイルの種類
ウェットタイプのチェーンオイルです。高い耐久性と水や泥にも強く耐久性の強い乾きにくいオイルです。
ドライタイプのチェーンオイルです。 サラサラしており浸透性が高く、チェーンに注油した後でも汚れが付きにくいオイルです。
表面にコーティングしたワックスが、少しずつ汚れと一緒に落ちるドライタイプのチェーンオイルです。
こちらも汚れがつきにくいオイルです。
水置換性を持っているチェーンオイルです。
水置換性とは金属から水を追い出してくれるので、雨天後の注油時にチェーンの乾きを待たずに使える事が特徴です。
チェーンの音が気になる方はコレ!!
注油すると無音(ムオン)になります。滑らかさを感じられるオイルです。
チェーンオイルに求められる「滑らかさ・耐久性・防汚性」を兼ね備えた万能オイルです。
オイルとスプレーの違い
オイルタイプのチェーンオイルは、リンク部分の丸いローラーにオイルを1滴1滴ずつ垂らすことができ細かく滴下してくれます。注油量不足が発生しやすいので注意が必要です。
スプレータイプのチェーンオイルの場合も基本同じで、ペダルを手で回してチェーンを動かしながらシューっと1周吹き付けていきます。 簡単で手間いらずですが、出しすぎてホイールに付着する事もありますので 出しすぎには注意が必要です。
オイルタイプ、スプレータイプ、それぞれ好みがあります。
使いやすさが一番なので、自分好みのチェーンオイルを探していきましょう。
注油のタイミング(時期)はいつ?
「チェーンやギアから異音がする」
「チェーンに抵抗がある、変速が滑らかではない」
オイル切れのサインでチェーンに注油するタイミングです。
(毎日自転車にお乗りなる方は、2週間を目安に注油していきましょう。)
チェーンがあまり汚れていない場合は洗浄せずにそのまま注油しても大丈夫です。
チェーンが真っ黒で汚れている場合は、しっかり汚れをふき取ってから注油しましょう!!
走り方や天候よってチェーンオイルを使い分けると更に違いを実感できると思います。
ご不明な点は、スタッフまでお申し付けください。
これでアナタもチェーンオイルマスターです(笑)