SHIMANO XTR Di2 CAMPにお招きいただき、沖縄にてXTR Di2を体感してまいりました!
XTRのロゴが輝くこのフレームは、アンカー製かな。
テストライドの会場は、沖縄県糸満市観光農園の特設コース。
ここはCoupe du Japon MTB 2015年 プロローグ大会も開催された場所でもあります。
さてさてNew XTRのエレクトロニックシフティングシステム。
もちろん電動です。(笑)
ロードのあの電動シフティングシステムがついにマウンテンバイクにもやってきました。
今回試乗したモデルは、フロント2×リア11スピードの組み合わせ。リアは当然ワイドな11-40T。
特に注目なのが、シンクロナイズドシフト!
その名もXTR Di2 M9050「ファイアーボルトシフター」は
右側の一つのシフターで前後ディレイラ―を連動させるという
シマノシンクロナイズドシフトの設定が可能なのです。(もちろん左右使うこともできます。)
前後ディレイラーのギアポジション情報をシステム内で把握し、連続してギアチェンジを要求すると、
最善のギアポジ ションを瞬時に計算して変速をするってシステム。
フロントアウターでリアをどんどん軽いギアにシフティングしていくと、
いつのまにやらフロントギアがインナーに変わっているんですよ。
ライダーはトレイルの路面状況を判断しながら、ペダリングとハンドリングに集中できるのがいいですね。
告知音がフロントギアがシンクロするのを教えてくれるのもうれしいですけど
フロントがダブルであること自体をあまり気にすることなく走れました。
過酷なシチュエーションだとこの告知音がかなり役にたちそうですね。
このディスプレイユニットでは、ギアポジション、バッテリー残量、変速モードが一目で確認できます。
ポジションなんて表示されなくてもいいかな?なんて思うこともあるけど、やっぱり見えてる方が安心。
さらにシンクロナイズドシフト時には、シンクロする前に作動の告知音も鳴るという充実ぶり。
テストライダーのフィードバックが詰まっている感じがいいですね。さすがシマノさん!
そしてフロントサスペンションは、FOXnoiCDシリーズがセットアップされていました。
このグリップとブレキーレバーの間にあるのがFOXのエレクトリックリモートコントローラー。
SHIMANOのE-tubeシステムとの互換性があり、サスペンションの情報もディスプレイユニットに
表示されます。さらにハンドル周りがスッキリです!
この出っ張りの少ないレバーが見た目以上に、というか本当にとても使いやすくてビックリでした。
テストライドの会場には約20台ほどのNewXTR Di2が用意されていました。
松本駿選手、斉藤亮選手、沢田時選手
テストライド終了時間のギリギリまでお相手ありがとうございました!
そしてシマノのみなさま ありがとうございました。
おかげ様で素晴らしい体験をすることができました。
正屋 岩崎