諫早TT(イサハヤタイムトライアル)

11月2日(日)、長崎県諫早市の干拓地で開催された『諫早TT』に参加してきました!
国内では珍しい自転車の「タイムトライアル」専門のこのレース。
個人種目では、20km・50km・100kmの3種目。
団体では、3人1チームとなって走り、3番目の選手の記録で競うチームTT10kmというフォーマットがあります。
カンパイビアACからは7名の男女が出場しました。
 
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出場選手用の駐車スペースでは、みんな自慢の自転車を惜しげもなく披露。
TTヘルメット・ディープリムホイールは当たり前。
バイクはTT仕様が多数を占め、ディスクホイールもかなりの数。
TREKが誇る最強のTTバイク「SPEED CONCEPT」もプロジェクトワンでビシッときめているものが多く見られました。
間違いなく日本一時価総額が高い干拓地だったはずです(笑)
 
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いよいよスタート!
サドルを支えてもらいながらひとりずつ“発射台“から飛び出していきます。
プロっぽくてカッコいいですが、ちょっと怖かったかも・・
 
コースは1周10㎞を周回するもの。
1周の中にコーナーが6箇所あるほかはオールフラットで走りやすいコースです。
開催される諫早の干拓地はとにかく広大な農地。
遮るもののないここでは、海に向かう風が容赦なく吹き付けてきます。
重たい向かい風と直角コーナーへの対応。
ここが好記録と勝負のポイントとなっていました。
 
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周回毎に戻ってくるメイン会場付近では、多くの歓声に支えられテンションもあがります。
しかし、それは一瞬。
そこから遠ざかると黙々とペダルを回し続けるのみ。
「果たして最後までもつのか?」
自問自答しながらひたすらペースを保ちます。
時おり抜き去っていく上位陣の走りは別格。
ディスクホイールをゴリゴリ言わせながら平均速度40㎞を楽に越えるスピードで迫られると
一種独特の風圧を感じてしまうほど。
力みなくスムーズに進んでいく様には、まさに「速いものは美しい」の一言。
 
諫早TT。
元はトライアスリートによる「こんな大会があったらいいな!」から作られた大会です。
バランスよく考えられた出走順やスムーズな大会進行など、アットホームな雰囲気の中にも
選手視点に立った大会運営がキラリと光ります。
トライアスロンシーズンも終わるこのタイミングに、来るシーズンに向けての課題探しとして良い大会といえそうです。
カンパイビアACとしてもチーム公式大会のひとつとして来年も出場したいと思います。
気になっている方、是非一緒に参加しましょう!
 
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横田英昭 この記事を書いた人
横田英昭