では、レースレポートを。
例年、台風の通過に一喜一憂するこの時期の佐渡。
今年は参加者の熱意が伝わったか、すっきりとした夏空の下でのレースとなりました。
まずはスイム(2.0km)。
佐和田海水浴場をスタートして三角形のコースを1周回。
スイムの作戦は「リラックスしたペースで、できるだけ上位であがること」
スタート直後のバトルを避けるべく、最初のブイまではアウトコースから内側に詰めていくことに。
300~400mほど過ぎて、ペースが落ち着いてきたところからはリラックスして進みます。
スイムで先行したい選手達から離され過ぎない位置の全体5位でスイムフィニッシュへ。
続いてバイク(105km)。
佐渡島の南側を一周するコース。
バイクの作戦は、「温存せずに攻めて、できる限り逃げること」
序盤の7~8km地点で先行する選手を抜き切りトップへ。
この日チョイスしたホイールはMAVIC/コスミックシリーズ。
フロントにCOSMIC CARBON40C、リアにCXR80Tを装着。
気持ち良くスピードに乗っていく感覚に思わず一言「スゴイな!」
気になっていた登りもさほどきつい感覚はなく、全体的にバランスの良いホイールでした。
今回は自転車に貼るゼッケンにも一工夫。
100円下敷きと薄いゴム板、結束バンドでゼッケンプレートを自作。
なんかプロっぽくていいでしょ?
コースの大半を占める海岸線に入ると猛烈な向かい風。
合わせて緩やかなアップダウンの連続と逃げ切るためのハイペースに少しずつ疲れを感じ始めてきました。
60kmあたりで優勝候補の一角の選手からパスされます。
バイクが強い選手のため無理に合わせずペースを守ることに。
更に75kmあたりで優勝狙いの4名のパックに追いつかれます。
終盤にはコース最難関となる小木坂が待ち構えています。
このあたりは頑張り過ぎないペースに落として巡航します。
バイクパートは脚を使ってしまいラップ10位・全体7位に落としてフィニッシュです。
最後はラン(20km)。
ランに入ったあたりから気温もグングン上がり、きついバイク後には堪える感じ。
条件としてはまさにサバイバル。ペースが乱れた者から落ちていく展開が予測されます。
ランの目標は、「ひたすら粘ること」。
前半は登り基調のためペースを上げ過ぎないよう気をつけて。
エイドでは水分と同時に塩も積極的に摂取します。
後半はいよいよ最後の勝負所。残る力を振り絞ってピッチを上げて最後まで走りきりました。
粘ったランで少し持ち直し、ラップ2位・全体5位にてゴールとなりました。
久しぶりに出場した長い距離はやはり楽しいの一言。
完走したあとの充実感・高揚感は格別です。
反面、これからの課題もわんさか出てきました!
この大会で今シーズンのメインレースは終了。
カンパイビアACの中では早くも次のシーズンに向けての話題が盛