長崎西海トライアスロン大会

梅雨も明けきらない7/12(土)~7/13(日)、長崎西海トライアスロン大会に参加してきました。

今回はカンパイビアアスリートクラブから総勢9名で参加。
記録を狙う方、初レースとして完走を目指す方、それぞれの想いを胸に頑張ってきました。
正屋からは私横田が参加してきましたのでレポートいたしま~す!
 
大会の決まりとして、前日の選手登録と競技説明会の参加が必須のため前泊の旅程に。
移動・選手登録・バイクコース下見・競技説明会と慌ただしく一日が過ぎていきます。
宿に落ち着くとほどなく最初の「乾杯」が始まりました。
 
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今回泊った宿は、「若菜旅館」。
その昔、炭鉱で賑わった街に創業したこの旅館。
以前の盛況さはなくなった今でも女将さんのあたたかいおもてなしが変わることはありません。
梁がゆがんでようが、床が軋もうが、床の間にカニが出没しようが良しとしましょう。
山海の食材を惜しげもなく使った夕食とともに、二回目の「乾杯」です。
 
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大会当日の早朝。
目が覚めると、前夜から続く雨はいよいよ激しさを増し、加えて台風のような強風も。
「今日は中止かな。。」
ちょっとトーンダウンした意識の中、支度を進めていくとあら不思議。
雷雨100%の予報は大外れし、風こそあれど雨が降ることなくレースは始まりました。
 
まずはスイム。
柄杓型のコースを2.5周する1.5㎞。
天候から海面が波立っており、コースミスをする選手が多かったものの、ほぼ泳力が
均衡する2名の選手とともに最短距離を突き進み、団子状態でスイムアップします。
 
バイクはアップダウンやカーブの多いコースを2周回40km。
路面がウェットだったため、無理に突っ込まないようにしながらも先行した選手を追います。
今シーズンより投入した「SPEED CONCEPT」はやはりすごい!
合わせて使ったMAVICのホイール「COSMIC CARBON 40C」も手伝って、平地の高速巡航は格別。
35km/hを越えたあたりからは自転車が勝手に進んでくれる感じです。
上りもTTバイク特有のネガティブな要素は少なく機敏に上っていきます。
今回は、先行選手を捉えたのが全て上り区間でした。
バイクスタート時は5番手ながら、終了時には先頭から約1分遅れの2番手へ。
 
最後のランは強風による短縮コースで約6km。
先頭との差から「ひょっとしたらイケるかも!」とスタートから捨て身でプッシュします。
2㎞付近で先頭を捉えるとあとはひたすら我慢の走り。
アップダウンが多く、脚が攣りかけていましたが、沿道の声援に後押しされてそのままゴールへ。
 
結果としては優勝することができました!
九州に来て初のレースで良い結果が残せたことにホッと一息つきながら、ゴールに
帰ってくるライバルや仲間達を迎えます。
トライアスロンは、完走を目指して走りぬく全員が勝者です。
ゴール後のみんなの表情は一様に爽やか。
これが「やめられなくなる媚薬」なのかもしれませんね(笑)
 
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閉会式とアワードパーティは異様な盛り上がり。
あちこちで大会の振り返りと今後の野望が語られています。
カンパイビアACの面々もトライアスロン界のレジェンド白戸太郎氏と記念にパチリ。
西海トライアスロン、行政と地域社会が大会を愛しているのが伝わってくるいい大会でした。
来年もみんなで参加しましょう!
 
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使用機材
○バイク:TREK/SPEED CONCEPT7
○ホイール:MAVIC/コスミックカーボン40C
○補給:レース前 明治/VAAM
     バイク グリコ/クエン酸&BCAA
     ラン WIDER/エネイドゼリー

 

 

 

横田英昭 この記事を書いた人
横田英昭