シマノディーラーミーティング
先日長野県富士見パノラマスキー場で開催されたシマノディーラーミーティングに参加してきました。
全国からシマノディーラーが集結し、新製品のプレゼンテーション、テストライド、そしてSHIMANOさんならではの趣向をこらしたパーティーと盛りだくさんの2日間。全国の販売店さんとも情報交換ができるとても有意義な時間でした。
ということで数日前までMTB全日本選手権にて遠征していた長野県富士見パノラマスキー場に舞い戻り
シマノバイカーズフェスティバルの会場にて国内初お披露目となるSHIMANO XTRをテストしてきました。
SHIMANO XTR M9100
SHIMANO XTRといえば、ロードコンポーネントDuraAceと並ぶ最高峰コンポーネント。
MASAYA Young Ridersの上野蓮選手も愛用のモデル(M9050Di2を使用)です。
BL-M9100はカーボンレバーとマグネシウムシリンダーを採用、ブラケット位置も再検討しさらに自然なフィーリングでブレーキを操作できるようになっていました。各ポジションのセッティング幅もありあらゆるライダーによりフィットしそうですね。
黄色枠の中のちょっと突き出した部分がハンドルバーにコンタクトしてますよね。これでレバーを引いたときのタッチフィーリングがかなり向上。フロントディレイラーに採用しているサポートボルトのような役目をしています。
さすがはXTR、極限まで軽量化して、さらにフィーリングも最高の仕上がりでした。
12速化
今回のモデルチェンジで、リヤは12速化(11速の設定もあり)となり、SRAMイーグルシリーズと並び12速化。10速になった時のあの驚き、リアが34Tになった時のあの喜びがちょっと蘇ってきましたが、12速?51T? 当時では想像することもできなかった、嘘のような進化し続けるSHIMANOです。
遊び方、戦い方も変化していく中で、コンポーネントもその先を見据えた開発が繰り広げられているんですね。今回のモデルチェンジで選べるギヤの構成は以下の通り。
1×12 10-51T
1×12 10-45T
2×12 10-45T
1×11 10-45T
ワイドギヤ、クロスギヤ、遊び方、戦い方に応じで選べるのがSHIMANOの奥深いところ。
そこで気になるチェーンリングの歯数は、
フロントシングル仕様で 30T、32T、34T、36T、38T
ダブル仕様で38-28T
今回試乗した12速のカセットスプロケットは、10-51T。51T!
10-12-14-16-18-21-24-28-33-39-45-51T。
SRAMイーグルの50Tより一つ大きいですね。
リヤディレイラーも13Tの大型プーリーの採用となりました。
HYPERGRIDE+
12速、51Tになって気になるのはやはり変速性能。
そこでSHIMANOはチェーンを新規格の「HYPERGRIDE+」に進化させ性能をアップさせてきました。
チェーンの内側も3Dに加工し、チェーンプレートとチェーンリングの歯先形状も見直し、チェーン保持力も大幅にアップしたようです。
この新技術HYPERGRIDE+によって、変速のスピードがなんと3分の1にスピードアップ。
変速時の衝撃も限りなく少なくなっていました。
言葉では説明しきれないのでこの動画で新型XTR M9100をチェックしてくださいね。
シマノバイカーズフェスティバル
シマノディーラーミーティングの会場は、長野県富士見パノラマスキー場。
今年で28回目の開催となるようです。レース会場を使用したれレースはもちろん、近隣のフィールドを利用したツ-リングなど内容が盛りだくさん。山本幸平選手をはじめシマノ契約ライダーもみんなもイベント盛り上げていました。