7峠200㎞の旅

こんにちは、奥村です。

星の入った7つの玉を集めるとどんな願い事も叶うと言われる物語は、
多くの人がご存知だと思います。

ここ九州、福岡でも7つのきつい峠を越えて200㎞の距離を走ると、
とても限られた願い事が叶うという言い伝えがあるとかないとか(笑)
そんな話を聞きつけたのか、思いついたのかハッキリとしたことは言えませんが、
先月、7峠200㎞を走ってきました。

そのルートがこちらです!


そして、自分の願い事はただ一つ。

体重がしっかり落ちますように(笑)

そんな願いを叶える為、よく一緒に走る友人を道連れに、
仙豆ならぬ、最近話題のアイテム『WINZONE』を持って早朝6時半に出発。



このWINZONEを飲めば身体の中にある脂肪をエネルギーに変えてくれると言う、
まさに夢のようなアイテムです(笑)

まずは今度のSCGFのめっちゃフォンドでも登る『ショウケ峠』を通過します。



たった一つ目で既にいっぱいいっぱいです(笑)
そして、2つ目の峠『白坂峠』



ここの峠もSCGFのめっちゃフォンド、グランフォンドでも走る峠です。
白坂峠の前半にある自販機を過ぎると、当分ありません。



参加の皆さん。
ドリンクが半分切っていたら、迷わず自販機でドリンクを購入しましょう!

3つ目の峠は、だらだら長い『八丁峠』を越えて嘉麻市を目指します。
この八丁峠は秋月から嘉麻市へ行く峠です。

どうでもいいですが、八丁峠を通ると毎回のように、
必殺仕事人の中村主水が仲間達から八丁堀!と言われるシーンが頭に出てきます(笑)



そんな八丁峠を越えたら、歴史感じる嘉麻の町を抜けて、
陶器で有名な小石原を目指し、4つ目の峠『嘉麻峠』をヘロヘロになりがら越えて、
小石原焼で有名な小石原の道の駅へ到着。



この小石原の道の駅で、トイレと補給をしたら約20㎞のなが~い下りを下ってうきは市に突入。
そして名前もわからない5つ目の峠を超えて、棚田で有名な星野村を目指します。

この名前もわからない峠を、えっちらおっちら約8~9キロ上っていくと・・・
頑張る心を、いとも簡単にポキッと折ってくれる『看板』が密かに現れます。
自分は何度か走っていたので知っていましたが、せっかくなので友人には内緒にしておきました(笑)

すると、どうでしょう!
ヤル気を出してガンガン走っていた友人も、例の看板を発見!
案の定、頑張る心を打ち砕かれました(笑)

そんなサプライズをしながら、なんとか星野村へ到着!





今回は田植え前だったこともあり、景色はイマイチでしたが、
田植えした後や収穫時期の時は最高の景色を見ることができます♪

是非皆さんも秋に最高の棚田を眺めに行ってみてください!
心を折ってくれる看板もお勧めです。
どんな看板なのかは行けばきっとわかります(笑)

星野村を超えたら高良山を超えて久留米を目指します。
ま、この6つ目の峠も名前もわかりませんが・・・笑



この峠の途中に出てくる、『朧大橋』の景色はすごく迫力があり大好きです。
ただ、登り切ってから高良大社を抜けるまでの下りが道が悪いので十分注意が必要です。

ここまでの道のりで約160㎞。
ここから最後の坂本峠まで、良いのか悪いのか約20㎞ほどド平坦。
正直ここが一番辛かった・・・

それでも、残るはラスボスの坂本峠を越えるため。
『体重を落とす』と言う、願い事を叶える為に二人で必死に脚を回します。
ま、友人は、自分の願いを叶える為に付き合わされているだけですが(笑)

せっかくなので、坂本峠の前にちょっと寄り道して『吉野ヶ里遺跡』で一枚♪



この頃には、出発したときに浴びた朝日が西日へと変わり、
せっかくの吉野ヶ里の写真も逆光と言うサプライズ(笑)

そんなネタも、別になんにも面白くないんですが、
疲れが出ているのか、くだらない事も面白く感じつつ、いよいよ最後の峠『坂本峠』に突入します。

旧道の坂本峠は距離はそれほどないのですが、
最大斜度20%を超える超ハードな峠です。
体力も限界で、何度も何度も脚を着こうとしましたが、
ここまできたら脚を着かずに登り切りたいと、フラフラになりながらもなんとか上り切りました!



7つクリアした写真も、もう曇って全然パッとしませんでしたが、
そんな事もどうでもいいくらい疲れ果てました(笑)

かなりハードでしたが、2月に約65kgあった体重も、今では60㎏~61㎏となり、
ここ数年全く見ることが出来なかった50kg台の数字が見れそうな気がしてきました。
この調子で、8月の汗汗フェスタまでに58kgを目指してトレーニングをしていきたいと思います 。

そして、今年はJCF(日本自転車連盟)に10年ぶりに登録しましたので、
9月末に山口県下関市で開催されるCoupe du Japon 深坂国際レースに出場したいと思います。
皆さん、精一杯頑張りますので応援してくださいね。


奥村貴 この記事を書いた人
奥村貴