新型シクロクロスバイク「Boone」登場

20140102_boone.jpg

新型シクロクロスバイク「Boone」登場
トレックは、ファビアン・カンチェラーラがパリ~ルーベやフランドルのパヴェ(石畳)を制するために開発された
IsoSpeedテクノロジーを搭載した新型シクロクロスバイク「Boone(ブーン)」を発表します。

IsoSpeedテクノロジー
Booneには、ファビアン・カンチェラーラのクラシック制覇で証明された、Domane(ドマーネ)の高い走破性をもたらすIsoSpeedテクノロジーが搭載されています。シートチューブをトップチューブから完全に独立させ、一般的なカーボンバイクに比べて2倍もの垂直方向への柔軟性を発揮しながらも、ペダリング効率は一切損なうことがありません。シクロクロスレースにおいても、IsoSpeedテクノロジーは荒れた路面でライダーを速く、快適に走らせてくれます。
 
シクロクロス専用に改良されたジオメトリー
シクロクロスワールドカップ覇者のケイティ・コンプトンと開発を行い、度重なるテストの結果からシクロクロスに最適なジオメトリーを完成させました。また、シクロクロスレースの特徴でもある「肩に担ぐ」という動きに対応するため、IsoSpeedテクノロジーやトップチューブの位置を変更し、担ぎやすいようにクリアランスを広げました。

タフなレースでこそ発揮される実力
OCLVカーボンを使用したBooneのフレームはシクロクロスフレームの中でも最軽量の部類に入るにも関わらず、フレーム内部に埋め込まれた「Carbon Armor」によって、落車などのリスクを伴うシクロクロスのレースでも抜群の防御力でフレームを守ります。また、内蔵バッテリーと3Sチェーンキーパーが、泥にまみれるような激しいレースでもチェーンの脱落やシフティングのトラブルを防ぎます。

最強のライダーと最強のバイク
トレックは、ワールドカップ覇者のケイティ・コンプトンに加え、シクロクロス界の頂点に君臨する絶対王者で現世界チャンピオンのスヴェン・ネイスと新たに契約を結びました。両選手はトレックとボントレガーが提供する機材でレースを走るだけではなく、シクロクロスバイクの開発にも加わります。初めてブーンに乗った時、スヴェン・ネイスはその性能に驚き、暫し言葉を失い、Booneの改善点をエンジニアから聞かれ、「完璧」とだけ答えました。

Booneラインナップ

 
■Boone 9 Disc    ¥682,500
■Boone 5 Disc    ¥367,500
■Boone Disc F/S   ¥320,250
■Boone (Canti) F/S ¥320,250

20140102_Boone_5_Disc_blk.jpg

20140102_Boone_5_Disc.jpg

20140102_Boone_Disc_Frameset.jpg

岩崎正史 この記事を書いた人
岩崎正史