パリ・ルーベ 現地レポ

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昨日はパリ・ルーベチャレンジに出走後、パリ・ルーベを陰で支えるMAVICのSSCチームの
ディナーミーティングに参加。
明日のレース展開を予想してSSCチームの動きが細かく指示されていました。
レースを大きく左右する可能性もあるニュートラルサポート。
SSCのメンバーが心から自転車レースを愛しているからこそ実現するパリ・ルーベ。
この数日間SSCメンバーと共にしてより強く感じることができました。
やはり、レースの世界は裏方さんの活躍があってこそですよね。

ラッキーなことにモビスターチームとキャノンデールプロサイクリングチームと同じ宿。
横のテーブルではキャノンデールチームが食事をしているかと思えば、
外ではパリ・ルーベ仕様のマシンをチームカーに慌ただしく積込み作業するチームスタッフ。
この上なく幸せな空間です。

 

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今年で111回目を迎えるパリ・ルーベ。
スタートの地点のコンピエーニュ広場にはスタート2時間前にも関わらずすでに大勢の観客。
そしてスタート地点もご覧の通りのパヴェ(石畳)です。

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魔法のID(MAVIC Technicien)にて関係者オンリーのVIPエリアに進入して珈琲タイム。
こちらから眺める景色は、優越感抜群です。
MAVICさんありがとうごございます!!

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98キロ地点のパヴェ(石畳)セクター27。
前日私がここを走った時とは比べものにならないスピードで駆け抜ける選手たちにには尊敬の一言。
激しい砂埃にカメラが壊れた人数名。

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既にパンクの選手も多数のセクター27。
カンチェラーラは余裕?の表情で位置取りもバッチリ。
私が「ファビアン」と声をかけると
「ヴェロドームには俺が先頭で入るぜ」と返事をしてくれたような気がした。

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約束通り?にヴェロドロームに先頭で入ってきたカンチェラーラ、そしてファンマルケ。
このシーンを目の前に目撃できることに感動しながらもファインダー越しではなく
肉眼で見たい気持ちと葛藤する岩崎。
目の前数メートルのところで繰り広げられるトラック一騎打ちはエキサイティングでしたよ。

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ゴール後そのまま倒れ込んだカンチェラーラ。
その後のインタビューからもその過酷さを語っていました。

パヴェ(石畳)の凄さは、動画でも画像でも伝えることができないかも。
プロ選手の走りから想像することも難しいかな。
機材と技量とパワーが無いと簡単には克服はできないパヴェ。
こんなところを27セクション52.6キロも走る彼らはやはり雲の上のプロフェッショナル。
そしてMAIVC SSCチームのサポート無くしても成り立たないレースですね。

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モト部隊のバイクもオフロード車がメインのパリ・ルーベ。
このレースの醍醐味はロードレースの枠を超えているかも知れませんね。
「観戦するならツール・ド・フランスよりオススメだよ。」ってSSCのメンバーもいってました!!
 



 

岩崎正史 この記事を書いた人
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