WINSPACEとは
WINSPACEは、2008年に大阪で日本自転車業界の精鋭メンバーによって始動したプロジェクトから誕生したブランド。圧倒的な空力性能を追求する中国のロードバイクメーカーとして成長を遂げています。
2022年からは、九州・大分のスパークルおおいたレーシングチームがWINSPACEのフレーム「T1500」を使用し、輝かしい成績を収めているので、ご存じの方も多いはず。
さらに、2023年のシマノ鈴鹿ロードでは、エアロバイク「T1550」が優勝!
そして2025年には、「スパークルおおいたレーシングチーム」と「愛三工業レーシングチーム」の2チームへの機材提供が決定し、勢いを増しているブランドです。
「ポッと出の中国ブランド」や「危険な中華ホイール」とは一線を画し、確実に信頼できるブランドへと成長しているWINSPACE。
そんなWINSPACEの魅力を体感していただくため、正屋でも試乗会を開催することになりました。
しかも、スパークルおおいたレーシングチームの住吉宏太選手がオススメするブランドだからやるしかない!
実は、熊本出身の住吉宏太選手とは20年以上のお付き合い。
小学生のころは、正屋のチームとともにマウンテンバイクレースに参戦していたんですよ!
という事で直接連絡して住吉選手に今回の試乗会にやってくるフレームとホイールについてコメントを頂きました。試乗会のご案内の後でお知らせしますね。
WINSPACE 試乗会のご案内
・3月6日(木)~9日(日)
【試乗車】
試乗車についてSLC3 Sサイズ、AGILE Mサイズの計2台をご用意しました。
・SLC3 Sサイズ・・・163~171cm SRAM FORE AXS D2
https://winspace.jp/products/winspace-slc3
けんたさん、すくみずさんらYoutuberによるプロモーションにより話題となった重量699g(フレームセット)の超軽量オールラウンダー。東レT1100の採用や業界最先端の一体成型により剛性を重視したフレームで軽快さと反応の良さに優れる。また丸形ポストながら風洞によるエアロ測定ではT1550に匹敵するモデル。
住吉選手からコメントいただきました。
・SLC3 (フレーム) 住吉選手のコメント
オールラウンドバイクとして発表されたばかりのSLC3。 今年から私もSLC3を乗っていますが、忖度なしにこれまで乗ってきたバイクで一番気に入っています。 軽量でありながらしっかりと剛性が確保されており、シッティングでもダンシングでも気持ちよくバイクが進みます。 一体成形及びカーボンもT1100という高品質なものを使用しているのも影響していると思います。 ディスクブレーキのバイクですが、リムのバイクに乗っていると感じるほどバイクを振った時の軽さと反発があるので、乗っていてとても気持ちいバイクです。 オールラウンドというだけあって登りはもちろん平坦もT1550には劣りますが、遜色ないほどに伸びていくフレームです。
SLC3
SLC3
・AGILE(フレーム) 住吉選手のコメント
AGILEはフレームの形が独特なのが印象的なフレームで、乗った感触としては「レース向き」というよりかは「エンデュランス向け」のフレームだと思います。 カーボン繊維はいいものを使っていますが、ジオメトリーが影響してか、それほど硬いと感じることはなく、少しアップライトなポジションを取れるので、長い距離を一定に乗る方にはすごく乗りやすくて良いと思います。
AGILE
※画像はフレームのみですが、完成車の状態でご用意いたします。
・HYPER3 D45、D33(ホイール) 住吉選手のコメント
ホイールはHYPER3になって、前作よりも軽量になって、リム幅が21mmから23mmに拡大されました。 拡大されたことによってタイヤのワイド化(28Cなど)のマッチングが良くなり、悪路での振動吸収やダウンヒルでの安定感が格段に向上しました。 カーボンスポークも前作に比べてよりワイド化されたことでエアロ効果が向上し、特にD33に関してはスピードの伸びが格段に良くなりました。 使い分けができる方はどちらも試していただきたいですが、使い分けをせずに色んな種類のコースを走られる方にはD33をお勧めします。
・T1550 2nd
こちらの試乗車のご用意はありませんが、住吉選手からのコメントをご紹介します。
WINSPACEのラインナップでエアロフレームの上位モデルとなっているのが、T1550です。 見ての通りのエアロフレームで風洞実験などを用いた空力も加味して開発されています。 乗った感触としては、平坦・下りで速さを実感することができます。 エアロフレーム独特の乗り味はそこまで感じることはなく、誰が乗っても乗りやすいフレームですが、平坦などをシッティングで踏んでいく様な乗り方をする方にはとても合っていると思います。 一体成形という独特な技法で作られているので、剛性も高く、エアロフレームにしては軽量な部類に入るので、ちょっとした登りも難なくこなせるフレームとなっています。
T1550の紹介youtubeもご一緒にご覧ください。