2023-11-20

韓国グルメライド

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ちょっと韓国走ってきました。

2023年10月27日(金)～30日(月)のスケジュールにてちょっと韓国行ってきました。

韓国のサイクリングロードを走って韓国グルメを堪能してみませんか？という謳い文句に誘われて集まった皆さんと博多港からフェリーで釜山へ。

知ってましたか？　自転車を押したまま出国＆入国できます。

博多港国際ターミナルから出国は自転車をそのまま押してそのままフェリー内に持ち込み可能なんで楽ちん。入国審査にも自転車を押して通過する感じ。今回は10名以上の団体扱いだったのでフェリー会社のカメリアラインさんが専用トラックに自転車まとめて積み込んでくれました。

今回の韓国ツアー参加メンバー。お揃いのTシャツで気分も上々！！　
今日は自転車乗らないという事でフェリーの中ではみんな飲みすぎです。

釜山港国際旅客ターミナルに到着後、フェリーを降りて入国審査に向かう韓国のサイクリストさん。
このまま自転車押して入国審査へと向かいます。

韓国サイクリングパスポート（韓国自転車道認証手帳）
現地で申請するともらえます。（有料）
我々は事前に現地バイクツアー会社さんに申請手続きをやってもらったの楽ちんでゲット！

韓国で人気ビールCASS　1994年生まれの若い歴史のビール。お肉との相性バッチリでした。

賞味期限が短くて日本国内では販売されていないというマッコリも最高でした。
韓国各地に自慢の生マッコリがあるのマッコリ巡る旅なんてのいいかもですね。

夜はお楽しみのサムギョプサル。本場は食べるそれはもちろんめちゃうまい！　

現地のグルメなサイクルガイドさんがお勧めの店なので天下一品！！　

その後は風紀委員として夜の街をパトロール。韓国で流行ってる？プリクラを体験して初日終了！！

韓国サイクリングルート事情

韓国のサイクリングロードを走りたいって思っていたのはちょうど１０年くらい前の話、2012年に釜山からソウル・仁川までサイクリングロードで走れるようになったよ。と韓国の友人が教えてくれたことがきっかけだった。

調べてみると正式名称は「韓国国土縦走自転車道路」。釜山から洛東江（全長525㎞の韓国最大の河川）沿いの「洛東江自転車道」を北上して「漢江自転車道」を走りソウル・仁川まで総延長702㎞もあるサイクリングロードなんて想像もできないレベル。仁川にある友人の自転車店をゴールにしようという計画をこっそり進めていました。（現在のところ実施に至らず）

そんな韓国の自転車道は現在ではなんと総延長は２万キロを超えているそうです。そのうち「韓国国土縦走自転車道路」と呼ばれる自転車専用道路は3000キロ。自転車道通行帯を含めると総延長が2万キロなのかな。

自ら自転車伝道師と名乗っていた李明博元大統領については当時自転車屋として個人的に注目していたんだけど、彼が掲げた「グリーン成長戦略」の中の「4大河川事業」のプログラムにてこんなにすごい自転車専用道路を作ってしまった。それは韓国の４大河川である洛東江・漢江・錦江・栄山江に沿って自転車専用道路を整備してそれを全部連結させるという壮大な計画。約20キロごとに綺麗なトイレ（めちゃ綺麗です。）と休憩所（飲食可能）が設置され、河川公園との連携も素晴らしく、どこもサイクリストで賑わっていました。とにかくサイクリストが多い！！

完成当時は、誰も利用しない自転車道なんて。。。。。とぼやいてる人が多いという声を聞いたことがあったけどサイクリストにとってこれほど恵まれた環境はありませんね。現在ではその規模ゆえに維持管理が問題となっているようですが外国から訪れているサイクリストも多く今後利用者が増えていく事間違いなし。正屋でも今年になって台湾→韓国→日本（九州）で旅する欧米人がとても多い印象です。

日本生まれの外国の元首となった唯一の人物でもある李明博さん、2018年に大統領在任中に犯した収賄と横領の容疑で逮捕されることとなりましたが（2022年12月尹錫悦現大統領により特別赦免）日本では絶対に真似することができないと感じるほどうらやましい環境を韓国全土に落としてくれました。

ちょっと前置きが長くなりましたが、ライド初日は韓国のサイクリストと合流、釜山在アメリカ領事館のノーラン総領事さんも合流（ライドの噂を聞きつけて直接私も参加したいよ！とメールあり：笑）。
という事で、日・韓・米の国際交流イベントとしてランチ迄の数時間一緒にライドを楽しみました。

とにかく恐るべし「韓国国土縦走自転車道路」