ゲイリーの魂

ゲイリー・フィッシャーがマウンテンバイクの原型を作りだしたのが1974年。
カリフォルニアのマウント・タムのダウンヒルを、誰よりも速く下るために、
彼はビーチクルーザーを改造しました。オートバイのパーツを流用しながら
作り上げたのが「クランカー」です。
 
マウンテンバイクの元祖と言える「クランカー」をモチーフにして、
最新の29erバイクに仕上げたのがこのSawyer。
 
そのシルエットはまさしくクランカーそのもの。
原点回帰の素材・デザインと最新技術を組み合わせ、生まれたバイクなんです。

20120207-SAW.jpg

・Gary Fisher Collection Sawyer 160000yen

フレーム・フロントフォークはしっかりG2ジオメトリー採用のクロモリ製。
衝撃吸収性が良く、快適なライディングをもたらすクラシックなフレーム素材は
丈夫で修理もしやすく、また環境に優しい素材でもあります。
 
もちろんサスペンションフォークを取り付けることも可能。
フレームエンドはスライド式になっているので
簡単にシングルスピード化も出来ます。
さらに軽量化とエキセントリックBBのようにペダル位置が変わらない
というメリットも生みだしています。
 
変速はなんと人気の最新スペック2×10!
このギャップがたまりません。
 
細身な鉄フレームが纏うのは渋めなメタリックブロンズカラー。
 
普段はお洒落なアーバンクルーザー、休日はトレイルを思い切り楽しむ!
そんな使い方もできてしまうSawyer。
 
この仕様でこの価格は買いですよ。
 

岩崎正史 この記事を書いた人
岩崎正史